今日は時間だけはかかりますが手間と技術は要らない、豚肉の低温・長時間ローストです。
- 脂身のある程度ついた、豚肩ロース等の固まりを用意し、焼く30分ほど前には冷蔵庫から出しておきます(中心が冷たいままだと表面だけ焼けて中は生、という焼き足りない状態か、あるいは中は良いが表面がパサつく、という焼き過ぎの状態になりかねないので)
- ニンニクを4カケほど用意し、皮をむいて薄切りにしておきます
- 肉のあちこちに包丁で穴をグサグサと空け、その穴にニンニク、そして黒粒コショウを詰めます
- パプリカ、クミンパウダー、オールスパイス、塩コショウを肉全体にふりかけ、手で良く揉み込んでベイリーブを載せます(写真)
- 深さのある耐熱皿に肉を入れ、テント状にしたアルミホイルで(肉に触れぬよう)に覆い、275°F(135℃)に熱しておいたオーブンに入れます
- そのまま4時間、肉の中心部の温度が160°F(71℃)になるまで調理します
- 脂身が多い場合はかなり大量の脂が耐熱皿に溜まるので(写真、故に深みが必要)、上からかけ回した後に捨ててしまいます
- 温度を上げたオーブンに戻し、焦がさぬ程度に、表面を香ばしく焼き上げれば(写真)完成です
比較的低温でじっくりと焼いているため焼いたにもかかわらずまるで煮たかのように柔らかく焼き上がります。
これは和風にごはんのおかずにしても、メキシコ風にトルティーヤで巻いても、中華風にネギ等を添えても良いでしょうが、この時は下の写真の通り、玄米を添えて、ミントの葉、シラントロー(香菜)、刻んだシャロットを載せ、ライムを絞りかけて食べる、という国籍不明の食べ方をしました。
結果は豚肉のコクのある味に、香味野菜とライムの爽やかさが良くマッチして実に美味でした。
naotakeさん
とても美味しそうですね。次回は是非ワインの話もお願いします。
Posted by: itaru | August 04, 2009 at 03:41 AM