昨日のSAP Venturesのブログに、ハイウェイI-280沿いのラッパ水仙の花が咲いているのをみて春を感じた、という一節があった。
I know spring is upon us when the daffodils bloom on the sides of i280 between Alpine Rd. and Page Mill Rd., it's one of my most anticipated times of the year and I never drive on that freeway without taking long mental snapshots of the flowers as I drive by.
「通り過ぎながら心に花の映像を焼き付ける」などと、roadkillを見て春の訪れを感じる私の散文的感性とはえらい違いである。
シグナルはなんであれ、先週は大雨、暴風に見舞われた当地であったが、春は着実に訪れている。土曜日に自転車で久々に30マイル(48キロ)走ったが、梅の花は咲いているは、菜の花みたいなのは咲いているは、で非常に気分が良かった。
私の走ったルートのは地元でLoopと言われている、スタンフォード大学の裏山一帯を縫って走る山あり谷あり(そして車あり)という人気のあるコースと一部重なるのだが、先月と比べて自転車人口が圧倒的に増えていた。流線型のヘルメットをかぶり、昆虫のようなサングラスをかけ、色とりどりのウェアを着てこれまた派手な自転車に載ったランス=アームストロングもどきの人々が増殖するのも、これまた春の訪れの「しるし」かもしれない。
(これも散文的だな)
ここしばらく「リアル」な世界で人との交流にいそしんでいたら、気がつけば先週木曜日の「iPo解剖譚」以来の更新になってしまった。もっとも、「リアル」で会ったり電話で話したりしたのがベイエリア在住のブロガー仲間で、他の人のブログの話をしていたりするので、現実世界でもネット世界の延長に生きていたようなものである。そんな場でブログに書くような話をしてしまい、それで気が済んでしまったのでついつい更新を怠ってしまったような気もする。
来週JTPAでが主催するシリコンバレーツアーの準備がいよいよ佳境に入った、というのも更新間隔の開いている一因である。総勢20名の学生・若手エンジニアが来るので、来週はきっと自分がとてつもない年寄りになったような気分を味わう事であろう。ただ、参加者の中にはこのブログの読者だという方も何人かいたので嬉しいような、面映いような…。
これまた「ブログ世界の延長にある現実」か。
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祝「ロード・オブ・ザ・リングス:王の帰還」、アカデミー賞11部門受賞、ということで映画話
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ファンとしては嬉しい限りである。
「ケン=ワラナビー」が助演男優賞を逸したのはちと残念ではあったが、映画そのものにあまり感心しなかった私としては「まあそんなもんでしょう」と思ってしまった。
「Lost in Translation」、もうちょっとがんばるかと思ったけど(特にビル=マーレー)、これは相手が悪かったということで。
さて、「The Passion of the Christ」を見に行ったものか…。
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