皆様いかがお過ごしでしょうか。
これはトマティーヨベースのサルサベルデ(緑色のサルサ)と豚肉で作ったメキシコ風のシチューともチリとも付かぬ煮込み料理です。トマティーヨはスペイン語で「小さなトマト」という意味ですがトマトとは同じナス科、という以外に縁は無いようです。実物はホオズキのような皮に包まれた青くて硬いトマト、といったところでしょうか。和名も「オオブドウホオズキ」だそうです。こちらではそこらの八百屋でも売っています。
まずは先にサルサベルデを作ります。
- トマティーヨはホオズキの皮様のものを取り除き、洗ったのち半分に切る
- 半分に切ったトマティーヨを、断面を下にしてアルミ箔をしいたオーブン皿に並べ、天火で皮に軽い焦げ目がつき、水分が少し出るまでローストする
- 青唐辛子(ハラペーニョまたはセロノチリ)をみじん切りにする(辛いのが苦手な場合は種と中の白いものを取り除きますが今回は全投入)
- ミキサーにローストしたトマティーヨ、みじん切りのチリ、ライムの絞り汁(4個分)、ニンニクのみじん切り(5〜6かけ分)と塩少々を入れ、ソース様になるまで回す
こうして作ったサルサベルデをコーンチップス等につけて食べるのもまた美味、です。トマティーヨをローストすることにより香ばしさとコクが増すので、面倒ですがこの手間は省かぬほうが良いと思います。
そしてシチューですが、これは技も無く時間がかかるだけ、ですのでそれこそメキシカンビールかテキーラでも呑みつつ作りましょう(笑)。
- 豚肉はロース等の固まりを、脂身を取り除いた上で4センチ角ほどに切り塩コショウしておく
- タマネギとセロリ、ニンニクをみじん切りにしておく
- ニンジンを2本ほど角切りにする
- 厚手の鍋を良く熱し、薄く油を引いて煙が立ち始めたら豚肉を入れ、表面をこんがりと焼いて別皿にとっておく(一度に大量に入れると白くなるだけで焼き色が付かない上、味にコクが欠けるので、小分けにして、焼けたら別の皿等に移す、という作業を繰り返しましょう)
- 肉を焼き、底に焦げの残った鍋に少し油を垂らし、タマネギを入れよく炒める(この時に肉を焼いた焦げがタマネギに移るよう、木べらでこそげながら炒めると良いです)
- ニンニク、セロリ、ニンジンを投入し、さらに炒める
- 一通り炒めたらクミンパウダー、コリアンダー粉末を入れ、豚肉を戻し、ざっと混ぜ合わせる
- サルサベルデとチキンストックを入れ、1〜2時間煮込む
- 食べる直前に刻んだシラントローを入れ、さっと混ぜる
酸味と辛味が効いてさっぱりとしつつも、野菜と肉の旨味を感じる仕上がりになれば上出来です。
これにメキシカンスタイルの豆やコーンのトルティーヤを添えて食べれば、メキシコの田舎の食事、みたいな感じになります。トマティーヨが無ければ熟していない青い状態のトマトを代用しても良いと思います。

Posted by: |