新年明けましておめでとうございます。皆様よいお年を迎えられたことを願っております。風邪を引いたり、天気がいまいちだったりといった年末〜新年でしたが、食事はちゃんと作っております。そして写真も撮っております。
上は元日に自作したお雑煮です。昆布とカツオ節でとった出汁に皮付きの鶏肉を入れてスープを取り、おわんに入れた焼き餅の上からかけまわした後、仕上げに刻んだ三つ葉と柚子の皮をちらしました。すまし汁の東京風、といったところでしょうか。背景におせち料理が写ってますが、これは日本食スーパーで購入した既製品です。さすがに作りません。
こんなふうに、お正月はさほどの手間もかけておりませんが、大晦日は友人宅に数世帯集まり、けっこうな宴会を開催いたしました。
まず「前菜」と称してI氏が作成したのは、なぜか年越しなのにピザ2品(笑)。I氏が最近pizza stone(ピザストーン)を購入し、既製品のピザ生地を使った自作ピザに凝っている、というのが最大の理由ですが、これが絶品でした。

「ストーン」と言いながら石ではなく砂のようなものを固めた素焼きの板のようなものなのですが、多孔性なのでこれが水分を良く吸い、生地がパリっと焼き上がります。日本だとデロンギ製の角形のものが入手可能なようですね。パンなどもこれで焼くと美味しい、と言われてます。こちらでは安ければ$10以下、いろんな付属品とマニュアル付きで$20少々、のような値ごろ感です。オーブンでものすごく高温になるまで(オーブンに火を入れる前にストーンを入れます)熱しておくのがコツです。
まず一品目の野菜ピザ。焼いて皮を剥いた三色パプリカ(こちらに書いたのと同じもの)を刻んだもの、ズッキーニを薄切りにしてオーブンでパリっとさせたものを、熱されたストーンの上で円形に広げた生地の上に乗せ、プチトマト、マッシュルームを乗せた上からさらにトマトソースとモッツアレラチーズを乗せ、オーブンに再度入れます。
モッツアレラチーズが溶けたあたりで、オーブンからいったん出し、中央に生卵を割り入れます(これはこの人のレシピに触発されました)。そこにバジルを乗せ、またオーブンに入れ、卵に火が通ったら完成。
具をのせる順番はいささか定番通りではないですが、そのへんは懐の広いピザ。今回は卵が硬くなってしまいましたが、ボリュームたっぷりなのにもたれることのない、実に美味しいピザでした…と言ったそばから、次のピザ作成。

こちらはモントレーイカ、アサリとエビのシーフードのピザです。
上のピザを作って空いたストーンの上でまた生地を延ばし、トマトソースを塗った後に刻んだアンチョビーを散らし、そこにオーブンで軽く解凍しておいたシーフードを乗せ、その上からバジル、モッツアレラチーズ、トマト(ピザの3種の神器、ですな)を乗せ、そのままオーブンに入れて焼き上げました。
かなり大量のシーフードを乗せたものすごい具沢山のピザになりましたが、これまたもたれることもなくあっさりと皆さん平らげておられました。
とはいうものの、さすがにお腹も少しふくれたので、しばしの休息を入れてから、一応メイン(もはやそういう感じでもなかったですが)の鶏の水炊きとちゃんこ鍋の折衷品を開始しました。

こちらは、鳥の骨と足とショウガ、昆布そして日本酒で取った濃厚なスープを作り、その中で鶏肉のつみれ団子(鶏ひき肉+下ろし生姜、片栗粉、日本酒、塩コショウ、ゆずの絞り汁を混ぜたもの)、鶏もも肉ぶつぎり、白菜、水菜、シイタケ、しめじ、ネギ、シラタキ、ニンジン、ゴボウ(水にさらしてあく抜きしたもの)を煮た、というものです。このお鍋もまた、あっというまに食べ尽くされてしまいました(1バッチしか作りませんでしたが)。
スープ取りに時間がかかっていますが、この日は先にスープだけ始めて、ピザを作る前につみれ団子などの鍋の具は全部用意してしまい、ピザ作成+摂取の間は待機させておきましたので、手順としては効率よく行ったほうだと思います。
ここまでの時点でさんざん飲み食い(ソービニョンブラン、シャルドネ、ピノノワールとカリフォルニアワイン大活躍でしたが)したのですが、やはり大晦日なので年越し蕎麦を頂きました。
お鍋で残ったスープでそばつゆを割り、刻み柚子を散らした暖かいつゆに冷たいお蕎麦、という趣向でした。残念ながら写真はありませんが、これまた美味でした。食べ終わった時点で年が明けていたのはまあご愛嬌ですね。
紅白も、除夜の鐘も、初詣もないアメリカですので、じゃあ映画でも、ということになり(論理性には欠けますが、日本の年末年始のTV深夜映画鑑賞のノリですね)、「七人の侍」を鑑賞しました。
いまさらレビューをするまでもないのですが、私自身はかなりな回数を見ている映画ではありますが(おかげで途中寝ても大丈夫でした…笑、娯楽映画の全ての要素が詰まった名作だなあ、と改めて実感させられました。
全て終ったところでもう深夜を越え、朝の4時でした。近来希に見る、ものすごく「勢い」のある年越しでした。2009年もこの調子で旨いもの飲んで食べて過ごすことができれば何よりです。
以上報告をもちまして、新年の挨拶に代えさせていただきます。本年もまた、よろしくお願い致します。
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